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世界のプロリーグ開催時期を色分けしてみました。データ元worldfootball.net

ピンク→年内前半開幕~年内後半閉幕 (日本・ブラジル・アメリカ合衆国など)

青→年途中開幕~翌年前半閉幕 中断あり (ドイツ、クロアチア、サウジアラビアなど)

水色→年途中開幕~翌年前半閉幕 中断無し (スペイン、イギリス、オーストラリアなど)


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「日本のサッカーを世界基準のカレンダーに合わせるため」。これは犬飼会長も含め、秋春制推進者がよく使う言葉です。 しかし具体的に、世界標準カレンダーとはいったいこの地図のどれを指して言うのでしょうか。それぞれの国がそれぞれの気候と条件に合わせた運営をしているのです。また、欧州でもドイツやスイスのような寒さや雪が厳しく冬開催が難しい国は、冬期中断期間を設けています。

世界の国々はそれぞれの気候にあわせてリーグを開催しています。
ヨーロッパはヨーロッパの気候に照らしあわせてスケジュールを決め、国により冬の中断期間を入れます。ブラジルはブラジルの気候にあわせて予定を決め、北欧やロシアは冬の厳しさを考えてリーグ期間を設定しているのです。

ならば、日本は日本にとって一番良い時期を選択するのはきわめて当然のことではないでしょうか。

自国の気候を無視し、スペインやイギリスのスケジュールに合わせることに、一体なんの意味があるのでしょうか。